今、世界中の様々な国で環境問題（気候変動）・貧困・紛争・人権問題・新型コロナ等の感染症等、多くの課題に直面しています。このままでは安定してこの世界で暮らし続けることが困難になっていくのではないか。そう心配される状況になってきました。世界は国連サミットにおいて全ての加盟国が合意したSDGs（持続可能な社会の実現を目指す世界共通の目標）を掲げて、これに向かって動いています。

　日本においても「気候変動」「脱炭素」という潮流の中で、新しい産業、製品、技術を確立しながら一度失えば取り返しのつかないこととなる「自然環境」に配慮して、様々な取り組みが行われています。

　キザイテクト株式会社はその経営理念「人にやさしい」「人を育てる」「社会に貢献する」を念頭に、今後も社会生活において必要である様々なインフラストラクチャーの構築に微力ながらも貢献し、次世代への責務を果たしていこうと考えています。

　現在供用されている各種インフラストラクチャーはその使用限界時期を迎えるものも多く、これら稼働中のインフラストラクチャーの補修、補強、さらにその性能向上という命題こそ、社会からキザイテクト株式会社が求められている「天命」であると考えています。 

　キザイテクト株式会社では、特に水路の補強、補修に関しましては従前より力を入れております「パイプインパイプ」工法、「各種グラウト工」に加え、断面修復工事や、レジンコンクリートパネルを使用した「パネルライニング工法」という画期的な工法により、既設水路の補強、補修を行い、既設水路の性能向上や長寿命化に貢献しております。